血管内皮機能障害（血管の健康度）

事実 : 心臓発作による死亡者の 50% には、その前兆となるような症状が全くありませんでした

事実 : 突然死においても、男性の５０％、そして女性の６４％に、その前兆となるような症状がありませんでした。

事実 : 心臓発作発症患者の５０％は、いわゆる「高リスク患者」とは考えられていませんでした。 （全米心臓協会 – AHA）

事実 : 心臓発作を一度起こした患者は、通常の4〜6倍の突然死の危険性があります。

EndoPAT®は通常では分からない血管の健康度を知る為の、つまりヒトの体内を評価するための新たな扉です。

EndoPAT® は血管内皮機能評価のための、代表的な非侵襲的（=体に針を刺すなどの処置を行わずに検査の行える）医療機器です。血管内皮機能障害は、リスク因子と様々な疾患との重要な接点として医療界に認識されています。またそれは、心血管疾患の早期段階として捉えることができます。EndoPAT® は客観的に血管内皮機能を測定する事で、初期の段階で血管内皮機能障害の病理学的ケースを識別し、心臓疾患の予防に重要な役割を果たすことができます。

EndoPAT® の主要な機能と利点:

• 米国FDA基準をクリアし、CEマークを取得済み
• 信頼性と再現性の高い検査結果
• 非侵襲的（=体に針を刺すなどの処置を行わずに検査の行える）検査方法
• 問診室で検査可能

卓越した臨床および研究機関、(フラミンガム心臓研究所など) 主要な疫学的研究で使用され、40 ヵ国以上に渡り医薬品の臨床研究では毎月何千ものEndoPAT®による検査が行われています。

血管内皮機能障害 – それは治療可能な障害です！

様々な研究結果が示す通り、「リスク要因の中で、究極のリスク」と考えられている血管内皮機能障害とは、心血管疾患における最も早い臨床検出可能な段階として認識されています。従来の危険因子診断では分かり得なかった疾患を、血管内皮機能障害により、心血管疾患の初期段階において予測することが可能です。その上、この早期の段階では治療により、心血管疾患を引き起こす動脈硬化プラークとは異なり、もとの健康な状態に戻すことが可能なのです。血管内皮にストレスを引き起こす症状が続けば、動脈の壁は弾力性を失い、硬く厚くなっていきます。すると、心臓を含む組織に、栄養と酸素を豊富に含む血液の供給量が不足してしまいます。
将来の心臓発作の危険性と心血管系の問題を減らしていくために、今後どのような治療を受けるべきか、即ち、積極的な生活習慣の変更で済む段階なのか、それとも薬による治療が必要なのか、EndoPAT®テストを受けることで判断をすることが可能です。 EndoPAT®テストは、血管内皮機能障害を評価し、心臓に於ける動脈硬化の存在を検査する「ゴールド スタンダード」として考えられています。