EndoPAT®とは
EndoPAT®は、大小の動脈に於ける血管機能の健康状態を検査するための、革新的な安全かつ非侵襲的な(=体に針を刺すなどの処置を行わずに検査の行える)検査機器です。唯一米国FDA基準と日本PMDA承認をクリアした、血管内皮機能のレベルを評価する非侵襲的な検査です。医療分野において血管内皮機能障害は、危険因子と臨床疾患との重要な接点として認識されています。またそれは、心血管疾患の早期段階として捉えることが可能です。EndoPAT® は、客観的に血管内皮機能を測定する事で初期の段階で血管内皮機能障害の病理学的ケースを識別し、心臓疾患の予防に重要な役割を果たす可能性があります。EndoPAT® は、動脈の容積変化を測定し、それをEndoScore®(エンドパット検査後に提示できる結果)と呼ばれる数値によって示します。検査は、問診室内での15分間の検査だけ。この検査は指先によって行われ、正確、高感度かつ再現性のあることが証明されています。
心臓病を予防する独立した危険因子
血管内皮機能テストは自動的に計算され、EndoScore®(=血管内皮機能のインデックス)として示されます。その数値は、血管の現在の状態を示すとともに、血液の流れを高める必要に応じて、血管がどれだけ膨張可能かを示す値でもあります。血管内皮機能が正常であれば、動脈硬化やプラーク形成から血管を守ってくれていることを意味します。EndoScore®は、コレステロール値や血圧値の測定など、伝統的な方法では疾患の予測が不可能な段階において、将来の心臓疾患を予測し、患者の健康管理を可能にする、新しい独立したリスク因子として医学的に証明されています。
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