JAS2016

７月１５日には、スポンサードシンポジウム「動脈硬化症診断：病態における血管内皮機能障害とマネジメント」を第４８回日本動脈硬化学会総会・学術集会において共催いたしました。

シンポジウムは京王プラザホテル コンコードホルにおいて２時間に渡り開催、佐藤加代子　先生（東京女子医科大学病院、循環器内科）と東幸仁　先生を座長にお招きし、お二人にはご講演も頂きました。加えて、丸橋達也　先生（広島大学病院、循環器内科）、杉山正悟先生（陣内病院　糖尿病治療センター、循環器内科）、そして東條美奈子　准教授にもご講演を頂きました。

特に杉山先生の講演では、様々な患者の具体的な事例を通じて、血管内皮機能評価を用いた患者管理方法に力点を置いた、血管内皮機能障害の臨床応用に関する報告がなされ、聴衆の注目を集めました。東條先生の講演では、血管内皮機能を心臓リハビリテーションと関連付けると共に、心不全の改善、予防への生活習慣の影響に関する洞察が披露されました。

そして最後に東先生により、血管内皮機能障害の測定と評価に関する将来的な有望性が強調され、多くの医師、研究者そして医療従事者を勇気付ける形でこのシンポジウムは幕を閉じました。